だがしや楽校・全国寄り合い2006によせて
「だがしや楽校」の試み
子どもを豊かに育む環境づくりのために

特定非営利活動法人 天城こどもネットワーク代表/田所雅子

 家庭文庫から始まって、プレーパーク、チルドレンズ・ミュージアムと、こども達が貴重な子ども時代を、(決して大人になるための準備期間なんかではないのです。)思いきり子どもらしく生ききることが出来るようにと願って、その環境づくりのために様々な試みを続けています。遊びこそが、子どもが生きることそのものであると考え、仲間と自由に(悪さも含めて)遊びこむことの出来る場を確保するためプレーパークを運営してきました。その中で、ごく自然に駄菓子屋は生まれてきました。子どもの遊びの現場には駄菓子屋が絶対に必要なのですね。ささやかな駄菓子屋もどきですが、(普段は、べっこうあめ、マシュマロ、ベーゴマ、五寸釘だけしかない。時々気まぐれに豪華なものが出ることがある。)子ども達はうれしそうに10円玉を握りしめてやってきます。私はプレーパーク(週3日の開園)で子ども達を見守りながら、その駄菓子屋のおばちゃんをやってきました。(私自身は、もちろん子ども時代に駄菓子屋に通った世代です。)

そんなわけで、松田さんの『だがしや楽校』には強烈に惹かれるものがありました。「うんうん、」と共感しながら楽しく読ませていただきました。中身としては同じような活動をすでに行っていましたが、(「子ども市」と名づけた子どもだけの店のイベントで、現金を使い、今年で7回目になる)名前の魅力捨てがたく、また、大人を巻き込むところが私達にかけていると思っていましたので、是非、私達の活動に取り入れようと考え、やっと今年の活動に取り入れることが出来ました。もちろん今年3月に行われるチルドレンズ・ミュージアム事業でも、今年のメインは「だがしや楽校」です。本格的な屋台を作って、一軒一軒にのぼりを立て、ちょっと豪華な雰囲気を作り出してみようかと計画中です。これからつなげていくためのデモンストレーションの場にするためです。

チルドレンズ・ミュージアムも、5回目になるのですが、常設の建物がない中での活動なので、知恵を働かせて、常設に近い活動にしたいと思っています。それには「だがしや楽校」がいいのではないか!!「だがしや楽校」方式で、今、私達が持つチルドレンズ・ミュージアムの財産を生かしていけるような気がしています。もっと子ども達の力を引き出す場を作り、また、地域の大人達も巻き込んで、子ども達の育つ場を、もっともっと豊かにしていくつもりです。そしてこのような活動が、その地域にあったやり方で、日本中に広がればいいと思っています。



天成こどもネット

このページのコピー、配信、掲示、送信、変更、翻案等を含む他の利用は固くお断りします。
だがしや楽校 On The Web