こども文化としてのこどもみせを守りませんか? こどもがいるところ、いたるところにあった、 おばあちゃんなどがこども相手に安価な玩具や駄菓子を売っていた 小さな店(駄菓子屋)が、経済の発展にともない急速になくなりつつあります。 地域社会にあったこどもみせは、 こどもたちが外で遊びながら多様な人づきあいや 社会のルールなどを学ぶ拠点だっただけでなく、 店のおばあちゃんとの交流で安心感をえる「心の居場所」でもありました。 同時に、おばあちゃんも子供から元気をもらっていました。 学校とは異なる、地域社会の中に自然に形成されていたこどもみせは、 もう一つの社会的な学びの場であったということができます。 それが消滅の危機にある今、各地にあるこどもみせを調査して まちづくりの中でその保存を考えることは、 社会におけるこども文化を守るこどもの権利に即するものでしょう。 もう一つの学びの場をひらいてみませんか? こどもみせ保存運動とともに、そのこども文化のアイディアをとりいれて、 こどもたちが大人とともに楽しむ集いが、日本の地方のまちから全国に広がっています。 「だがしや楽校(がっこう)」と名づけられたその集いは、 だれもが縁日お祭りの屋台ふうに自分の特技などをひろうし合う集いです。 人に教えたり、いっしょに遊んだり、自分の作品などを売ったり…、 言うならば、遊びと学びの自由市場ふう青空楽校です。 こどもにとっては、読み書き計算を学ぶ学校とともに、 社会の中で創意工夫やつきあいを手軽に学ぶ「もう一つの学びの場」が 必要なのではないでしょうか? こどもがいるところ、学校とともに「だがしや楽校」を! これが、私たちの運動の提案です。 日本のように、学校や近代的な店がどこにでも整備されているけれども、 こどもや人々が自由に集う場がなくなった国では、 どこかでわざわざ「だがしや楽校」をひらくことが求められます。 みなさんの地域でも、だがしや楽校をひらいてみませんか? 参考文献『駄菓子屋楽校−小さな店の大きな話・子どもがひらく未来学』(松田道雄、新評論、2002) 『だがしや楽校のススメ』(松田・矢部・たるい、創童舎、2003) 『だがしや楽校のススメ』(丹波・ゆき彦・他対談つき、テイチク、2004) |
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