駄菓子屋楽校の実践の紹介
青木 哲志 (出羽小学校元PTA副会長)

───開催に向けての準備───

えっ!あと十日しかない みんなで準備も楽しもう!
今回、駄菓子屋楽校開催に向けPTA会長を実行委員長に、出羽地区子ども育成連合会・PTA役員・教職員を中心に実行委員会を組織し、庶務部(渉外・会計担当)・駄菓子屋部(駄菓子屋)・楽校部(子どもとの遊び)・パネルディスカッション部(パネルディスカッションの会場準備・受付接待)の四つの部に編成し準備にあたることになりました。

最初の実行委員会を開催したのは、お恥ずかしいことですが開催十日前でした。限られた短期間での準備・実行委員のスケジュールなどを考慮すると、たった一回の実行委員会だけで本番を迎えなければならないこと。また、この種の事業、地域を巻き込んだ事業展開の経験が全くないため、駄菓子屋楽校の規模(地域での関心や参加者数)が全く読めないという極めて厳しい状況でした。そこで、実行委員会の資料については資料作成の時間を省くため、組織図・各担当の大まかな役割・スケジュールなどにとどめ、詳細については各担当部門でそれぞれ企画し、担当責任者が調整することにしました。普通何かとお堅いPTA関係の会議においては、詳細な事務局案が提案されますが、今回は先に述べた理由もあり「参加者・企画者が楽しもう失敗は成功の母」をモットーに詳細は各担当で決めるという進め方にしました。


───各担当部の準備やアイディアを紹介しますと───

【庶務部】
会場は、出羽公民館(山形市の施設)を全館貸切で使用するため、どうしても賑わいを出す必要があると考え、子どもからお年寄りまで幅広い年齢層、そして出羽地区以外からも参加者を集めようと積極的にPR活動をすることになりました。慣れないPR作業ということで、何処からどう手をつけたらいいのか、地区民への周知方法などさっぱり分かりませんでしたが、幸いにも公民館と学校との連携が上手く取れていたため、公民館が毎月発行している公民館だよりの一角に学校コーナーを設けていただき掲載してもらうことになりました。また、市役所三階にある記者クラブを通じてマスコミ各社へPR活動を行いました。

【パネルディスカッション部】
パネルディスカッションのスケジュールは、終盤の方でしたので、会場レイアウト・設営・進行の打合せをし、パネラーとの打合せは当日会場にて行なうこととなりました。
【駄菓子屋楽校部】
デジタルっ子のアナログっ子体験。駄菓子屋楽校は一言で言えば遊びの体験コーナーです。昔の遊びは一人では遊べない遊びがほとんど、遊ぶためには友達が必要だった。今の遊びといえばテレビゲームが主流。友達がいなくとも一人で遊べるので友達との関係が希薄になっているとの話しが出されましたので、めんこ・釘刺しなどの昔遊びコーナー。モノ作りコーナーとしてリース作り・バルンアート。数人で遊べる輪投げなどを企画しました。特にいいアイディアだったのは輪投げコーナーでした。輪投げの的は普通何本かの棒が立っていて点数がついて点棒目掛けて投げ点数を競いますが、今回はツリー型の立体的な的を作り緑色の輪を葉っぱに見立て輪がツリーに掛かるようにしてツリーを作っていく。完成したら参加者全員でクラッカーを的目掛けて発射。飛び出した紙テープで飾り付け。クリスマスツリーの出来上がりという企画でした。
また、パネラーとして参加していただきました山形大学竹田隆一先生のご協力を得まして、山大学生によるニュースポーツ体験コーナーを設けることで、催す側・参加者側と幅広い年齢層に対応できるようになりました。


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